J-DAVID独立データモニタリング委員に就任して

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西 愼一
(神戸大学大学院腎臓内科) 


  J-DAVID研究に関する第3者評価委員会である独立データモニタリング委員会の委員に就任させていただきました。日本におけるビタミンD研究の中で も、活性型ビタミンDが透析患者の長寿ホルモンとして機能する可能性を検討するこの医師主導型試験、J-DAVID研究は大変ユニークな研究であると思っ ております。また、その成果には、腎臓病、心臓病、透析医療に携わる多くの医療関係者が高い関心を有していることと感じています。
透析患者は、 心血管系イベント、感染症などによる死亡率が高く、これらのイベント発症をビタミンDが抑制するのかどうか、正確な統計的処理をしたうえで判定することが 必要となると感じています。もちろんこれには、透析患者の病態に関与する多数の交絡因子の影響を正確にアジャストした上で検定する作業が必要であり、大変 難しい作業が必要となることと思います。
モニタリング委員として、この研究が適正に行われ、かつ的確な判定が下されるところを支援していきたいと考えています。その成果に対しては、日本国内のみならず、世界各国から反響が寄せられることと期待しております。
この研究に参加されている方々には、最終で2015年まで追跡期間があり、引き続きデータ登録をお願いしなければなりませんが、是非とも意義のある研究への参加であり、正確なデータ登録にご協力いただければありがたく存じます。